たまには一席(#86) with Amazon

気が向いたときに、お気に入りの古典落語を書いていくつもり。

演目: 笠碁
演者:十代目 金原亭馬生

まず馬生さんに関しましては #4 とか #44 でいささか批判的に
取り上げておりましたことを、すまないな、と思うものです
数を聞いてもいないのに批判めいたことを書いておりました
実際、馬生さんのビデオは「鰍沢」しか聞いたことがなかった
これはもともと笑いの少ないネタなのに、なぜか
馬生師は面白くない、みたいに記憶が定着していましたね
失敗、失敗
例えばこの笠碁みたいに、適当にクスグリも有りの、
聞けば聞くほど味わいが深まる噺を最初に聞いていればなぁ
でも旦那が碁を打てずにいらいらしている一連の演出のあたりで
息子の嫁が子供におっぱいあげてて、そのことに当り散らすって
ちょっとありえない気もしますね
マクラで親の死に目に会えないとか振りますけど、孫の可愛さは
また、神経が別なんじゃないかとも思いますが
それ程「碁」は人を変える、ってところを笑うのだろうか
漫画に出てきた大真打「笠碁なんか好きだな」の真意はいかに
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金原亭馬生名演集(1) 笠碁/文違い
コロムビアミュージックエンタテインメント
2006-05-24
金原亭馬生(十代目)

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この記事へのコメント

2005年11月03日 03:51
私も「馬生は実は面白い」ということを「笠碁」で実感しました。他の人と比べると馬生師の「笠碁」は抜群におかしいです。ロングさんおっしゃる「おっぱいを飲ます」ところもそうだし、「店を閉めちゃえ」と叫ぶところや、まくらの「この石危ないですよ~ほら、落ちた。」なんかも、ほんとうに馬鹿馬鹿しくて笑えます。馬生師にはどうしても真面目というイメージがありますが、こういう噺を聞くと「志ん生の血」を感じます。(志ん朝よりは確実に志ん生的!)ああ、古希を過ぎた頃の馬生が聞きたかった。

(画像用の記事を作るという手は思いつきませんでした。ありがとうございました!)
ロング
2005年11月03日 07:46
「店を閉めちゃえ」のフレーズも考え出すとツボですね
大旦那の赤ちゃん返りことば? 妙に現代語?
この噺では『サゲを何とかしたい病』は発症しません
2005年11月05日 02:14
画像用の記事を作ってバナーを表示させてみました。何とかなったのではないかと思います。お世話になりました。
ロング>徳利屋さま
2005年11月05日 09:12
記事拝見しました、素敵な〆のフレーズ付き、さすがです!
 
home-9
2005年12月11日 23:24
JAZZと落語というのはとても相性が合うようでして、昔からジャズマンには落語ファンが多いですね。共にリズム感が命という共通性があるからでしょうか。
この噺にはこの演者という極め付けがありますが、「笠碁」は十代目金原亭馬生に止めを刺します。噺の中の時間の流れと、馬生の語り口のリズムとが、ピタリと一致しているからだと思います。
馬生は、若い頃から実に上手い噺家でしたが、余りに早く老成し過ぎてしまった感がありました。
それでもこの「笠碁」や「茶金」などの演目は、名演としてこれからも語り継がれると思います。
ロング>home-9さま
2005年12月12日 00:17
こういう事は書くべきではないと思いますが、馬生師匠は顔つきが真面目な人で噺家としては不利なのかも、なんて思ったりもしました
(寄席でご面相の酷いのをマクラに振ってつかみの笑いを取ろうという噺家さんもおられましたが、ちょっと違うのではないかと思いましたけどね)
「茶金」聞いてないです、聞いてみたいですねぇ。

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