たまには一席(#34) with Amazon

気が向いたときに、お気に入りの古典落語を書いていくつもり。

演目: 浮世風呂
演者:六代目 三遊亭円生

全編、昔話を教わっている気分で聞ける心地よさ
昔の風呂屋には「ざくろ口」という入り口があってその名の由来とか
ざくろ口から湯船に入ると明かりは無いのだとか
上方には「東京湯」という湯船があって熱い湯船だとか
女湯では流し場でばーちゃん達のおしゃべりや
男湯では湯船でおんちのおっさんの常磐津の稽古とか
俺ちゃんも若い頃なら、単に昔話だけで物足りないと思っていたはずだが、
こっちも年をとってきたからでしょう
爆笑はなくてもこういった「へー、昔はこんなん・・・」という語りの中に
ほんのちょっとの笑いがちりばめられているあたりに
これぞという良さを感じるようになってきやした
俺ちゃんの持っているテイクでは#3の掛取万歳でもそうでしたが
サゲにかかるところで若干の言い直しが入ってしまった
円生師、おしかったね

急に出囃子の話に振りますが、円生師の「正札付」という出囃子は
初めて聴いた時からそのメロディーにJazzyな感じを受けました
円生師なきあと東京でも上方でも正札付を使う方が出ましたが
円生師の高座にみられたJazzyな芸も受け継いで欲しいものです
次へ

圓生百席(3)鰻のたいこ/浮世風呂/永代橋
ソニーレコード
1997-04-21
三遊亭円生

Amazonアソシエイト by ウェブリブログ


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

Straight no chaser
2004年12月18日 22:16
またお邪魔します。六代目円生師匠、最高でした。ライブで聴きたかったです。江戸弁ってのはこういう感じだったのか、と思いました。以前、両国で仕事をしていましたが、本所界隈のおじいちゃん、おばあちゃんは、今でも江戸弁をつかう人が結構います。だけど、その子ども達はどんどん標準語になっていきます。いいのか悪いのか…
ロング
2004年12月19日 00:25
SNCさんこんばんわ
ビデオで円生師の江戸弁にうっとりしますけど円生師ご自身は上方出身な訳で、ご指摘の現代の状況との違いに二重の驚きを禁じ得ません・・・

この記事へのトラックバック

  • たまには一席(#228)

    Excerpt: 気が向いたときに、お気に入りの古典落語を書いていくつもり。 Weblog: Jazzと古典落語の日々 racked: 2010-07-25 19:30